トラ夫の最近のブログ記事
《ねこつかまえた》 2010年1月
捜索チラシを貼りながら
現場から時計回りに捜索範囲を広げながら
一生懸命捜しました。
捜索開始後、約2週間目で生存を確認。
大喜びで声をかけましたが
「どっかで見たようなおっさんだけど、とりあえず用心しよう」
といった感じで逃げられてしましました。
ここからさらに1週間、見つけては逃げられといった
歯がゆい日々が続きました。
その間、Web上であちこち調べ
その道の専門家から捕獲方法を教えてもらい
捜索開始後23日目に意を決して
頻繁に出没しているお宅に<罠>を設置させてもらいました。
で、これが<罠>作動の瞬間です。
捜索チラシを貼りながら
現場から時計回りに捜索範囲を広げながら
一生懸命捜しました。
捜索開始後、約2週間目で生存を確認。
大喜びで声をかけましたが
「どっかで見たようなおっさんだけど、とりあえず用心しよう」
といった感じで逃げられてしましました。
ここからさらに1週間、見つけては逃げられといった
歯がゆい日々が続きました。
その間、Web上であちこち調べ
その道の専門家から捕獲方法を教えてもらい
捜索開始後23日目に意を決して
頻繁に出没しているお宅に<罠>を設置させてもらいました。
で、これが<罠>作動の瞬間です。
私は本当に運が良かったです。
罠の設置初日、しかも
罠の設置をトラ夫に覗かれていた(笑)
にもかかわらず、無事に捕まえることができたからです。
捕獲直後はパニック状態だったので
落ち着かせてから病院に直行
診察の結果、
<4階からジャンプ>での怪我はありませんでした(!)
ただ、両後ろ足の中指の爪が
根本(指の先端)から切られて化膿していることが判明
残念ながら何者かに虐待を受けていた可能性が高いそうです。
根本から切られた爪は生えてこないかもしれないと言われましたが
現在は(多少形はおかしいのですが)生えています。
これまたラッキーでした。
私を見つけてもトラ夫が近寄ってこなかったのは
このことが原因かもしれないと思っています。
ただ、そんな人はごく一部だと強く認識できるほど
たくさんの方々からお力を賜りました。
捜索チラシをご自宅の前に貼ってくださった方
目撃情報をお電話くださった方
励ましのお言葉をくださった方
本当にありがとうございました。
改めてお礼を申し上げます。
罠の設置初日、しかも
罠の設置をトラ夫に覗かれていた(笑)
にもかかわらず、無事に捕まえることができたからです。
捕獲直後はパニック状態だったので
落ち着かせてから病院に直行
診察の結果、
<4階からジャンプ>での怪我はありませんでした(!)
ただ、両後ろ足の中指の爪が
根本(指の先端)から切られて化膿していることが判明
残念ながら何者かに虐待を受けていた可能性が高いそうです。
根本から切られた爪は生えてこないかもしれないと言われましたが
現在は(多少形はおかしいのですが)生えています。
これまたラッキーでした。
私を見つけてもトラ夫が近寄ってこなかったのは
このことが原因かもしれないと思っています。
ただ、そんな人はごく一部だと強く認識できるほど
たくさんの方々からお力を賜りました。
捜索チラシをご自宅の前に貼ってくださった方
目撃情報をお電話くださった方
励ましのお言葉をくださった方
本当にありがとうございました。
改めてお礼を申し上げます。
《4階からジャンプ》2010年1月
ねこ風邪も無事におさまり
トラ夫さんはすくすくと成長、体重も5キロに迫る勢いの2009年末、
予防接種のため久々に訪れた病院で
「先生、そろそろ去勢施術をしておいたほうがいいですか?」
「そうですね、なさるのなら来月くらいにしましょうか」
などと相談していたのだが、
もっと早くにしておけば、こんなことにならずに済んだかも...
年始休暇が終わった2010年1月初旬、
外から帰って玄関のドアを開けた私をすり抜けてトラ夫さんが外へ。
いつも、玄関前のコンクリ地面に体をこすりつけるのが彼の日課で
手荷物を室内にいれて戻った私に抱き上げられるまでの
ほんの数秒間の<ゴロゴロ>で
彼も満足している様子で、私も大目にみていた。
が、今回は様子が違っていた。
ちょっと冒険してみる気になったらしい。
5階の玄関から階段を下り4階へ。
振り返り、私が歩いてついてくるのを確かめながら進むトラ夫。
遊んでいるつもりなのだ。
「ま、まぁ、最悪でも1階エントランス前で捕まえられるだろう...落ち着け、落ち着け」
走らずに距離を詰める私。
ところが、4階のお宅で飼っているワンちゃんのにおいをキャッチした瞬間、パニック状態
<スーパーサイヤネコ>モード発動!!
まるで漫画のような「爆発しっぽ」になって
150センチ以上ある壁を助走無しで飛び越え、
「たぁぁぁ〜!!」という叫び(本当にそう聞こえた)と共に
一気に下へ飛び降りた!!!
「うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
絶叫する自分の声を遠くで聞きながら、
「なんで、しっぽをクルクル回してるの?タケコプター?」
「これは助からないかもしれない」
などと
短い時間にとんちんかんな事を次々に考えた。
ちょっと頭がおかしくなっていたのかもしれない。
ちなみに、しっぽを回すのはバランスをとるためなんだそうです。
↓こんな感じでした。
着地したトラ夫は「ふんが〜!!」と叫びながら逃走
パニック状態だ。でも、生きてる!!
動画にでてくる「パイパーちゃん」に比べれば半分以下だが
10メートル以上の高さから落ちて無事とは、すごいぞ!トラ夫さん!!
などと感心したのは最近の話で
「絶対に怪我をしている!はやく捕まえて手当をしないと!!」
半狂乱で名前を呼び探続けたが、発見することがでずに
懐中電灯の電池を何回も交換しているうちに
気がつけば、翌朝を迎えてしまった。
23日という実際の期間以上に長く、永く感じた
捜索・捕獲作戦の始まりの朝だった。
次回はその3
《ねこつかまえた》です。
ねこ風邪も無事におさまり
トラ夫さんはすくすくと成長、体重も5キロに迫る勢いの2009年末、
予防接種のため久々に訪れた病院で
「先生、そろそろ去勢施術をしておいたほうがいいですか?」
「そうですね、なさるのなら来月くらいにしましょうか」
などと相談していたのだが、
もっと早くにしておけば、こんなことにならずに済んだかも...
年始休暇が終わった2010年1月初旬、
外から帰って玄関のドアを開けた私をすり抜けてトラ夫さんが外へ。
いつも、玄関前のコンクリ地面に体をこすりつけるのが彼の日課で
手荷物を室内にいれて戻った私に抱き上げられるまでの
ほんの数秒間の<ゴロゴロ>で
彼も満足している様子で、私も大目にみていた。
が、今回は様子が違っていた。
ちょっと冒険してみる気になったらしい。
5階の玄関から階段を下り4階へ。
振り返り、私が歩いてついてくるのを確かめながら進むトラ夫。
遊んでいるつもりなのだ。
「ま、まぁ、最悪でも1階エントランス前で捕まえられるだろう...落ち着け、落ち着け」
走らずに距離を詰める私。
ところが、4階のお宅で飼っているワンちゃんのにおいをキャッチした瞬間、パニック状態
<スーパーサイヤネコ>モード発動!!
まるで漫画のような「爆発しっぽ」になって
150センチ以上ある壁を助走無しで飛び越え、
「たぁぁぁ〜!!」という叫び(本当にそう聞こえた)と共に
一気に下へ飛び降りた!!!
「うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
絶叫する自分の声を遠くで聞きながら、
「なんで、しっぽをクルクル回してるの?タケコプター?」
「これは助からないかもしれない」
などと
短い時間にとんちんかんな事を次々に考えた。
ちょっと頭がおかしくなっていたのかもしれない。
ちなみに、しっぽを回すのはバランスをとるためなんだそうです。
↓こんな感じでした。
着地したトラ夫は「ふんが〜!!」と叫びながら逃走
パニック状態だ。でも、生きてる!!
動画にでてくる「パイパーちゃん」に比べれば半分以下だが
10メートル以上の高さから落ちて無事とは、すごいぞ!トラ夫さん!!
などと感心したのは最近の話で
「絶対に怪我をしている!はやく捕まえて手当をしないと!!」
半狂乱で名前を呼び探続けたが、発見することがでずに
懐中電灯の電池を何回も交換しているうちに
気がつけば、翌朝を迎えてしまった。
23日という実際の期間以上に長く、永く感じた
捜索・捕獲作戦の始まりの朝だった。
次回はその3
《ねこつかまえた》です。
5月31日をトラ夫さんの誕生日、としている。
彼は、昨年(2009)の6月末に私の車の下で保護されるまで<フリーランス>で
本当の誕生日は不明だ。
そこで、保護直後に病気治療のため訪れた動物病院の先生の
「生後1ヶ月くらいかなぁ」という見立てと、
私の誕生日と同じだと覚えやすいという理由で、勝手にそう決めた。
そんなわけで、もうすぐトラ夫さんの誕生日だ。
トラ夫さん、おめでとう。
この1年、いろいろアリマシタ。
いい機会なので、トラ夫さんには内緒でこのブログであれこれ書いてやろうと思います。
記念すべき第1回は
《ねこ風邪との戦い》2009年7月
トラ夫を保護した最大の理由は
彼が症状の重い「ねこ風邪(猫ウイルス性鼻気管炎)」を患い、
私の車の下にうずくまって動けずにいたからだ。
親兄弟もいたのだが野生の勘なのか、病気が伝らないように遠く離れて見守るばかり。
<いますぐ保護して、死ぬまでずっと面倒をみる> か、
<翌日に子猫の死体を処理する> か。
キューキョクの選択を迫られたような気がしたが
私は例のごとく、よく考えもせずに
トラ夫をバスケットに入れて病院に走った。
実際、動物病院の先生も
「手は尽くしますが、これは難しいかもしれません」と仰る位の状態だったが、
「保護する選択をした以上絶対に治ってもらう!」覚悟で
毎日病院に通い、必死に看病した。
1ヶ月ほどの努力の結果、食欲旺盛・いたずら旺盛の、ほぼ健全な状態に回復した。
本当に良かったと喜んでいたら、
元気だったトラ夫の兄弟の子猫2匹が次々と車に轢かれ、遺体を処理することに。
遺体を納めた箱にキャットフードとお線香を供えながら、
「罠を仕掛けて無理矢理にでも捕まえておけばこんな事には...」
などと、当時は悔やみもしたが
今は仕方がなかった事として自分の中で整理している。
ここまでかかった治療代:36,863円也 (´・ω・`) チーン
だが、私がトラ夫さんにひどい目に遭わされるのは
まだまだこれからなのだ!!Σ(゜д゜lll)
彼は、昨年(2009)の6月末に私の車の下で保護されるまで<フリーランス>で
本当の誕生日は不明だ。
そこで、保護直後に病気治療のため訪れた動物病院の先生の
「生後1ヶ月くらいかなぁ」という見立てと、
私の誕生日と同じだと覚えやすいという理由で、勝手にそう決めた。
そんなわけで、もうすぐトラ夫さんの誕生日だ。
トラ夫さん、おめでとう。
この1年、いろいろアリマシタ。
いい機会なので、トラ夫さんには内緒でこのブログであれこれ書いてやろうと思います。
記念すべき第1回は
《ねこ風邪との戦い》2009年7月
トラ夫を保護した最大の理由は
彼が症状の重い「ねこ風邪(猫ウイルス性鼻気管炎)」を患い、
私の車の下にうずくまって動けずにいたからだ。
親兄弟もいたのだが野生の勘なのか、病気が伝らないように遠く離れて見守るばかり。
<いますぐ保護して、死ぬまでずっと面倒をみる> か、
<翌日に子猫の死体を処理する> か。
キューキョクの選択を迫られたような気がしたが
私は例のごとく、よく考えもせずに
トラ夫をバスケットに入れて病院に走った。
実際、動物病院の先生も
「手は尽くしますが、これは難しいかもしれません」と仰る位の状態だったが、
「保護する選択をした以上絶対に治ってもらう!」覚悟で
毎日病院に通い、必死に看病した。
1ヶ月ほどの努力の結果、食欲旺盛・いたずら旺盛の、ほぼ健全な状態に回復した。
本当に良かったと喜んでいたら、
元気だったトラ夫の兄弟の子猫2匹が次々と車に轢かれ、遺体を処理することに。
遺体を納めた箱にキャットフードとお線香を供えながら、
「罠を仕掛けて無理矢理にでも捕まえておけばこんな事には...」
などと、当時は悔やみもしたが
今は仕方がなかった事として自分の中で整理している。
ここまでかかった治療代:36,863円也 (´・ω・`) チーン
だが、私がトラ夫さんにひどい目に遭わされるのは
まだまだこれからなのだ!!Σ(゜д゜lll)
その2《4階からジャンプ》につづく