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福祉用具を選ぶとき、「あれも、これも」となりがちですが、使い方を考えて上手に選ぶことが大切です
知ればわかる、試してわかる 福祉用具の選び方

たろう君とお父さん

たろう君: 便利な車いす、考えたよ。

お父さん:へぇー、どんなの?

たろう君:あのね、電動自転車みたいに上り坂で軽くなるの。

お父さん:いいねぇ。

たろう君:それでねぇ、坂を降りるときはゆっくりになるの。

お父さん:ますます、いいねぇ。

たろう君:階段だってスイスイ登るの。

お父さん:どうやって?

たろう君:タイヤが星形だから階段にちょうどいいの。

お父さん:それじゃ、平らなところだと、ガクガクするじゃない。

たろう君:大丈夫だよ、平らなところでは宙に浮かんでるんだもん。こがなくてもぐんぐん走るよ。

お父さん:グングン?

たろう君:うん、自動車を抜いちゃうくらい!

お父さん:危ないねぇ。

たろう君:危なくなったら空に逃げるから大丈夫。

お父さん:えっ、空!!

たろう君:そうだよ、浮かんでるんだもん。空だって飛べるよ。

お父さん:空を飛べるんなら、階段も、坂も関係ないじゃない!

たろう君:あとね、寝てるうちにどこでも連れてってくれるの。

お父さん:それ、空飛ぶじゅうたん!

福祉用具を選ぶとき、何が大事?

 なごや福祉用具プラザへは、多くの方にお越しいただきます。
 歳を重ねて以前はできていたことができなくなり日常生活に不便を感じている方、昨日まではお元気だったのに転倒して歩けなくなった方、生まれつきの疾患で工夫しながら生活してこられましたがもっと便利なものを探しに来られた方……。ご本人様、ご家族様、支援する方々、通りすがりにふらっと立ち寄った方、医療・福祉を勉強されている学生さん、訪れる方、皆様それぞれが思い思いに福祉用具を手に取り考えます。どんな使い方ができるのか? 自分には合うのか? 値段はどうか? 公的な補助が受けられるのか? など、一つひとつ確認されていらっしゃいます。

杖ひとつとっても種類が豊富

 例えば「杖」や「車いす」といっても、その種類は様々です。同じように見えても、それぞれに違いがあります。私たち相談員によく頂くのが「どれがおすすめですか?」とか「今よく出ているのはどれですか?」といった質問です。でも、残念ながらその質問には答えられません。福祉用具は個別性が高く、その人に合わせたものが必要で誰にでも便利に使える道具、というものではないのです。「これが一番流行ですよ! 誰が使っても便利ですよ、とは、いかないものなのです。使う方の考え方、生活スタイル、やりたいこと、身体状況や環境を見極めて、それに合わせて選んでこその福祉用具なのです。

自分に合う福祉用具を見極める

 福祉用具を上手に活用するためのコツは、『自分が何をしたいのか』『どのような生活を送りたいのか』を明確にして、それに応じた用具を選ぶことに尽きます。なごや福祉用具プラザでは専門の担当者があなたのご相談をお持ちしています。どんな道具があなたに一番良いのか、一緒に考えてみませんか。いきいきとした生活のお手伝いをいたします。

なごや福祉用具プラザでどんな道具があなたに一番良いのか、一緒に考えてみませんか。
いきいきとした生活のお手伝いをいたします。