事業団/プラザレポート

愛知きわみ看護短期大学、福祉用具体験講座を開催しました

 12月9日(金)には、愛知きわみ看護短期大学の学生約40名(2回に分けて約80名)が訪れ、福祉用具についての授業を行いました。将来、看護師を目指す方々に、福祉用具についての説明と、なごや福祉用具プラザで展示している用具や機器を実際に手にとって体験し理解を深めるという内容です。講義は、プラザ職員が行いました。はじめに、福祉用具となごや福祉用具プラザについての講義を30分、その後2時間をかけて福祉用具を体験しました。
福祉用具の講義では、福祉用具であってもあくまでも生活のための道具であり、安全と健康を守って利用することで自立度を上げ、生活を向上させるためのものであると説明し、福祉用具の種類と特徴をよく知ることで適切なものが選択できるようになることなどが説明されました。また、自治体などにより、同じ用具でも適用できる保険が異なる場合があり、法律面について知ることの重要性についても解説しました。
 福祉用具の体験では、電動の介護用ベッドと車いすを中心に体験しました。ベッドでは、実際に一人ひとりがリクライニングを行い腹部への圧迫と、圧迫感を取り除く「背抜き」の効果を確かめました。実際に体験することで、座学だけではわからない介護される側の感覚を体感し、驚きの声が上がると同時に納得している様子が見られました。車いすでは、特徴的なさまざまな機能を持つものを紹介し、それぞれに体験しました。車いすだけでも、利用する人の状況に合わせて多くの選択肢があることがわかり、意識を新たにしたようでした。これらのほかにも館内の用具を確認。便利な道具の数々を興味深く見つめ、写真に撮ったりメモを取るなどして説明に聞き入っていました。とりわけ、介護ロボットには関心が高く、反応には歓声が上がり、多くの質問が寄せられました。

愛知きわみ看護短期大学 准教授 兼田美代さん/助教 赤羽根章子さん

 本学では2年生の在宅看護援助方法Iの授業で、なごや福祉用具プラザでの見学・体験を取り入れています。3年次に領域実習があるのですが、在宅看護に必要な福祉用具について、こうした機会を利用して学習するようにしています。学生たちには、見学・体験した福祉用具を2、3点選び、病院とは異なる在宅看護で看護師が留意すべき点などをまとめて発表を行うように課題を出しています。なごや福祉用具プラザは、なかなか実物を見ることのできない福祉用具も揃っていて、学生にとっても非常にいい機会になると考えております。