事業団/プラザレポート

家族介護者教室「腰のらくらく〜介護のコツと移乗を助ける介護ロボット〜」を開催しました

 2017年1月19日、名古屋市総合リハビリテーションセンターにて家族介護者教室「腰のらくらく〜介護のコツと移乗を助ける介護ロボット〜」を開催しました。家族介護者教室は、名古屋市内を北部(名古屋市総合福祉会館)、東部(名古屋市障害者スポーツセンター)、西部(西部リハビリテーション事業所)、南部(名古屋市総合リハビリテーションセンター)、中部(なごや福祉用具プラザ)と5つのブロックに分け、それぞれの会場で腰、食事、トイレ、道具、運動といったテーマを設けて介護教室を行うものです。各会場、6ヶ月間で4つの講座を開催し、いずれも無料で受講することができます。この日は、南部介護者教室である名古屋市総合リハビリテーションセンターで開催し、事前に申し込んだ15名が受講しました。 講師は、なごや福祉用具プラザの相談員と今回ご紹介する介護ロボット「移乗サポートロボット、ハグ」の開発メーカーである富士機械製造株式会社の担当の方にお願いしました。
 始めに、30分ほど移乗についての講義を行いました。移乗では、介護者の腰痛などが起こる可能性が高く、安全に移乗介助するためには正しい知識と技術が大切です。利用者の生活を見て、本人ができること、介助者ができることを見極めて、また、その日のコンディションに合わせて無理のない方法を採ることが大切です。

移乗サポートロボット ハグ

 移乗動作をサポートするロボット。前かがみになり、体をあずける様にして利用します。 利用者の体型に合わせて、ロボットの高さを調節し、胸、脇を支えて自然な軌跡で立ち上がります。 ベッドから車いす、車いすからお手洗いといった座位間の移乗動作や、お手洗いでの排泄ケア、脱衣場での立位保持でお役に立ちます。

 休憩をはさんで後半は、2つのグループに分かれて実技とロボット体験会です。実技では、ベッドから車いすへの移乗を行います。立つこと、座ること、踏み替えと、それぞれの動作のポイントを説明し、利用者のできることの見極めや、介助のコツを実地に体験します。スライディングボード、スライディングシートを紹介し、実際に体験してみることや、踏み替えができない場合のターンテーブルの紹介など、介助が楽になる福祉用具も併せて体験しました。 介護ロボットの体験では、参加者が実際に利用してみました。胸への負担の少なさや安全性を体験して確認し、自然な姿勢で立つことができることに感嘆の声が上がりました。
 実技の終了後、個別相談会が行われ、参加者はそれぞれの介護相談を行いました。通常の福祉用具プラザでの相談と同様に、家庭などでの介護方法や福祉用具の選定、福祉用具購入のための制度などについてなど、相談が寄せらました。

ベッドから車いすへの移乗実技。立つこと、座ること、踏み替えと、動作のポイントを学びました

スライディングシートを使った起き上がり介助

スライディングボードを使った移乗の体験

介護ロボットの体験では、参加者が実際に利用してみました。具体的な導入を相談する方も